この知恵で考えられること
- 初歩的なところの勘違いをいかに避けるかが最も大事。 - 大前提となる部分から仮説検証をしていかなとPDCAは回せなくなってしまう。 - 検証は1回ではない前提をもち、検証していく要素の順番をデザインすることが重要 - まずは以下の並びでいうLv1,2を低コストで確認していきましょう。
考え方
- 初歩的なところの勘違いをいかに避けるかが最も大事。
- 大前提となる部分から仮説検証をしていかなとPDCAは回せなくなってしまう。
- 検証は1回ではない前提をもち、検証していく要素の順番をデザインすることが重要
- まずは以下の並びでいうLv1,2を低コストで確認していきましょう。
補足
- DeepTechなどのテクノロジーに本当に焦点がある場合は技術的な実現可能性の確認に向けた検証が先走ります。
- 今回はそういったものではないサービスや事業の構築を想定しています。
“事業性評価”の5段階
Lv.1 手に取れるか(接点・提供不能の壁チェック)
Lv.2 ひと通り体験できるか(ジャーニー完走チェック)
Lv.3 何を直せば伸びるか(伸び筋の見取り図)
Lv.4 1人あたり採算OK(ユニットエコノミクス成立)
Lv.5 スケールOK(数を増やしても崩れないしお金で伸ばせる)
事業性評価の5段階の詳細
Lv.1 手に取れるか(接点・提供不能の壁チェック)
- 意味概要
- そもそもユーザーがあなたの商品に「手を伸ばせる」状況か、あなたが「提供できる」状況かを確認する段階。
- 例:人通りがゼロの場所での出店、法規制や許認可不足、プラットフォーム審査NG、必要なデータ/APIや決済が使えない、社内/取引先のルールで導入不可、配送・在庫・人員が物理的に確保できない等。
- なぜこのレベルから重要か
- 接点がない・提供不能だと、どれだけ磨いても「手に取られない」。以降の検証は全部ムダになるため、最初に“行ける土俵か”を切り分ける。
Lv.2 ひと通り体験できるか(ジャーニー完走チェック)
- 意味概要
- 一定割合のユーザーが「見つける→試す→価値を感じる→支払う/続ける」までを一周できるかを確かめる段階。詰まりポイントも見える。
- なぜここが先か
- 一周できなければ、満足や売上の見込みが測れない。計測とボトルネック特定を先に済ませる。
Lv.3 何を直せば伸びるか(伸び筋の見取り図)
- 意味概要
- 1人あたりの稼ぎ(LTV)と使う価値を上げるための課題と打ち手が、優先順位つきで整理できている段階。
- なぜここが先か
- 当てずっぽうの改善をやめ、効く順に実験できるようにするため。到達までの道筋が描けていることが重要。
Lv.4 1人あたり採算OK(ユニットエコノミクス成立)
- 意味概要
- 実測で「お客さん1人あたりの価値と利益」が、事前に決めた基準を超えている段階(継続・満足・粗利・回収期間が合格ライン)。
- なぜここが先か
- 採算が合わないまま数を増やすと赤字が拡大するだけ。拡大前に単位採算の勝ち筋を固める。
Lv.5 スケールOK(数を増やしても崩れない)
- 意味概要
- 「利用者数さえ増やせば伸びる」と言える状態。集客チャネルの拡張性、供給・運用の伸縮性、品質・法対応・サポート体制まで見通しが立っている段階。
- なぜ最後か
- ここから大きな投資が始まる。チャネル飽和や供給制約で失速しない確信が必要。